お掃除は、年間スケジュールを決めておくと、やらなければならないことが明確になり、計画的に行動することができます。
上記のように期間ごとにお掃除するところを決めると、計画が立てやすくなります。ここでは、お掃除のしやすさを考えたおすすめの時期をご紹介いたします。
いつものお手入れでは、床に置いてあるものを片付けてから、乾いたモップやワイパーでホコリを取り除きます。掃除機は、細かいホコリを排気で巻き上げないようにモップの後に使います。毎日掃除をしていても、ハウスダストや皮脂汚れは少しずつ蓄積しているため定期的に固くしぼった雑巾で水拭きします。
フローリングは半年~1年ごとにワックスがけをすると、保護・ツヤ出し効果が持続します。ワックスをかける前には、木目に沿ってホコリを取り除き、固くしぼった雑巾で水拭きした後に乾拭きをします。その後、ワックスを専用のモップや毛羽立たない布につけて伸ばしていき、塗り終わったらしっかり乾燥させます。乾燥後に二度塗りすると、さらに効果を高めることができます。
半年~1年ごとのワックスがけが大変な場合は、より傷がつきにくく長期間美しい床を維持できるフロアコーティングを検討しても良いでしょう。
トイレはいつもキレイにしておきたいものです。年の初めに念入りに磨き、さわやかな一年を迎えましょう。
寒い時期はインフルエンザやノロウイルスなどの感染症への注意が必要です。特に雑菌の繁殖しやすい洗面所はしっかり掃除し、感染を予防しましょう。
春になったら、花粉症の対策に玄関掃除を行いましょう。家の入口である玄関は、花粉症対策の最前線でもあります。花粉が舞い上がらないようにするためには、拭き掃除や掃除機の活用が有効です。
衣替えの際にクローゼットを掃除すると効率的です。自宅に回収に来て、次のシーズンまで保管してくれる宅配クリーニングサービスや、年に一度ふとんクリーニングを利用するのもおすすめです。
夏の暑い時期や冬の寒い時期をはじめ、ほぼ1年中お世話になっているエアコン。本格的な夏になる前にお掃除して、気持ちよく利用しましょう。
排気ガス、土、砂、花粉などが付着して汚れやすい窓ガラスの掃除は、湿気が汚れを浮き立たせてくれる梅雨の直後がおすすめです。
気温が高い夏はレンジフード(換気扇)の油汚れが軟らかくなり、落としやすくなる時期です。やるなら夏の暑い時期がベストです。
夏は水仕事が苦にならないものの、湿度が高くカビが発生しやすい季節です。浴槽や壁についたカビや水アカを徹底的に落としましょう。
暑さが落ち着いて過ごしやすくなる夏の終わりには、庭の雑草や害虫の対策に取り組むのがおすすめです。キレイな庭で紅葉の秋に備えましょう。
毎日利用するキッチンは、油汚れ・水アカ・カビなどで汚れやすいところです。寒くなる前に、キッチン周りの大掃除をしましょう。
春・秋はフローリングにワックスを塗布するのにちょうどいい気温・湿度になっています。塗布前にはフローリングをしっかり磨きましょう。
湿気のある夏が貼り替えに適しているふすまや障子と異なり、畳は乾燥する冬が替え時です。年末には家中の大掃除とともに畳替えをし、スッキリとした気持ちで新年を迎えましょう。