屋根材がずれたり、外壁にひびが入ったりすると、そこから雨水が入り込み、構造体を腐らせる原因になります。自分ではチェックしにくい場所なので、定期的に点検を依頼し、早めに補修することが重要です。また、外壁の塗り替えも屋根の補修と同様に足場を組む必要があるので、同時に行うと合理的です。
屋根材は大きくスレート系・金属系・粘土系・セメント系に分類されます。外壁材では乾式工法で使用する金属・セラミック系サイディングなど、湿式工法で使用するモルタルやタイルなどがあります。
新たにふき替え・張替えをするときは、建物に負担がかからないよう、屋根・外壁材は現在のものより軽量の素材をを選びましょう。
屋根は紫外線や雨風にさらされるため傷みやすく、金属製の屋根は早いと3~5年でサビが出るため塗装の必要があります。築5年以降は外壁の木部・鉄部塗装、築10年ほどで屋根塗装やモルタル壁の外装工事を検討しましょう。築15年~20年で屋根のふき替えや全面的な外装工事が必要な時期になってきます。